2023年10月12日
「マーケティング」の科目で外部講師を招いた講義が行われました
10月12日、経営学部の水師裕准教授の担当科目「マーケティング」で外部講師を招いた講義が行われました。
今回の講義では、株式会社小田急エージェンシーコミュニケーションデザイン局より田村高志氏をお招きし、「プロモーション(コミュニケーション)事例ー小田急でのケースー」をテーマに行いました。
田村氏は「プロモーション(コミュニケーション)」施策を企画するうえでのアプローチ方法についての紹介として、「ブランディング」と「セールスプロモーション」を挙げ、新規客の獲得や顧客の育成に繋がるためには両方が必要であるとし、そのうえで消費者心理の中に隠れたニーズや思考を探り当て、ニーズ?思考に刺さる「メッセージ」に意味変換し、伝達する「インサイト」について解説しました。
その上で小田急における「箱根」の事例を説明し、インサイトを通してマーケテイング戦略について解説したほか、SC事業における消費者目線に立った事業の展開の例が紹介されました。
講義の最後に田村氏は「弱みを強みに変換することで輝きを増すことができるのがマーケティング思考である。就職活動においても弱みとしてとらえていることを強みにすることができれば生きていく上で自分自身が輝ける知恵に繋がっていく」と述べ講義は終了しました。
- 講義は国士舘大講堂で行われた
- 小田急エージェンシーの田村氏