2023年12月05日
8大学合同ゼミ報告会に山下ゼミが参加しました
12月2日、第9回8大学合同ゼミ報告会が世田谷キャンパス34号館B301教室で開催され、8大学(駿河台大学、玉川大学、千葉経済大学、中央大学、東洋大学、明治大学、流通経済大学、国士舘大学)から約120人が参加しました。本報告会は各大学で会計学を学ぶ学生らがグループで研究したことを発表する場として、毎年もちまわりで行われています。
開会のあいさつでは、公認会計士の舩津丸仁氏からオンラインであいさつがあり、「失敗を恐れず、たくさんのことにチャレンジして欲しい。今日の報告会に至るまで準備してきたことを、良い意味で気楽に肩の力を抜いて発表して欲しい」と述べました。
本学からは、山下修平ゼミに所属する学生が2グループに分かれて発表しました。
Aグループは「ビール業界?大手4社の現状と課題―酒税の税率変更を中心に―」をテーマに発表を行いました。出荷量の減少が続く日本のビール業界の現状に触れ、今年10月に改定された酒税について解説しました。その上で大手4社の財務諸表や、ビール?発泡酒?第3のビールの市場占有率を分析し、今後の見通しについて見解を述べました。
Bグループは「旅行業界の抱える諸問題の検討―澳门小赌攻略_压大小稳赢公式—激情赢盈中感染症と、新収益認識基準の影響を中心に―」をテーマに発表を行いました。旅行業界について、財務諸表を用いて収益性?安全性の分析を行い、企業間比較を行うとともに、その要因について考察を行いました。また、新収益認識基準が旅行業界に与える影響を解説し、大手各社における影響額の要因を考察しました。
最後に総括と講評として、公益社団法人全国経理教育協会専務理事の中野貴元氏が、各グループの講評を述べた後に「今日の報告に至る準備への努力に対して敬意を申し上げる。プレゼンテーションを行うときは、聞き手の立場を考えて準備することが大切。今回の学びの機会を通じて皆さんの明るい未来が開けることを祈る」とエールを送り、報告会を締めくくりました。
- 幹事校として司会を務めた山下ゼミの学生ら
- 開会のあいさつを述べる舩津丸氏
- 山下ゼミの発表の様子
- 閉会のあいさつでは中野氏より総括と講評が述べられた
- 山下ゼミの学生ら一同で記念撮影(左端が山下准教授)
- 8大学合同ゼミポスター(1.4MB)