大学院案内ガイドブック2025電子カタログ
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44救急システム研究科年 次第1年次第2年次年 次第1年次授業科目(34単位)講 義18授業科目(32単位)講 義20演 習演 習128に沿ってディスカションを行い、希望する研究計画の立案?実施を行います。また、研究で得られたデータの分析や統計処理の指導を通じて、研究データの取り扱い方を習得します。そして、年2回予定している研究発表会では、プレゼンテーションスキルを身につけ、他者に対する説明能力を習得します。さらに、学外における学会での発表能力を育成するとともに、学内ではデータの再検討、分析方法の確認など研究の進行状況の確認を毎月おこない、研究目的の明確さ、研究のオリジナリティー、論理構成の明解性及び一貫性に重点をおいて修士論文を作成します。入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)救急システム研究科修士課程では、修士課程の教育の目的?方針を十分に理解し、病院前救急医学領域に対して不断の努力をもって、学問への探究心を有し続ける人材(社会人を含む)を広く求めている。本研究科では、以下の条件を満たす学生を修士課程に受け入れる。1.国内外を問わず病院前救急医療の知識と医療者としての一定の経験を有し、将来、研究や教育に携わりたいと思う者。2.医師、看護師、救急救命士をはじめとした国家医療資格を有し、将来、消防機関?公的機関(海上保安庁?自衛隊?警察など)で指導救命士を目指す者。また病院救命士や民間救急救命士として指導救命士を目指す者。3.病院前救急医療に関心を持ち、学識豊かな高度専門職業人として研究?教育?臨床に携わりたいと願う者。4.4年制大学を卒業し救急救命士を指導または民間救急救命士養成施設教員として教壇に立つことを目指す就学意欲が旺盛な者。学 位本大学院救急システム研究科において授与する学位は、「修士(救急救命学)〔Master of Emergency Medicine〕」となります。修士の学位は、本大学院の修士課程に所定の年限在学し、履修科目の成績並びに学位論文及び最終試験の成績の総合判定に合格した者に授与されます。修了単位修得すべき単位は、次のとおりです。救急救命システム専攻修士の学位を取得しようとする者は、2年以上在学し、所定の科目について34単位以上を修得し、修士論文を提出し論文審査に合格しなければならない。単位は、次の区分によって修得する。 1. 全国の病院前救急医療の研究をリードする高度な研究能力と豊かな学識を有し、病院前救急医療の分野において、研究者として科学的思考を持ち、自立した研究活動を行うことができる者 2. 救急医療崩壊が社会問題化している小児?周産期救急の問題点の抽出や救急医療システムの問題点の抽出ができる者 3.外傷や高齢者生活習慣病の病態を理解し、疾病救急が増加75博士課程の授業科目の特色と教育研究方針現代の救急救命士には、さらなる処置範囲の拡大が検討されるようになり、それを支える高度な医学知識と高い蘇生技術の実践が求められています。そのためには、病院前救急医療従事者としての救急救命士を育成し、指導する人材や医学的有用性を証明する研究?分析能力を有する人材の育成が急務です。救急システム研究科博士課程では、人々の安全と安心、健康な生活を支えるためにデータサイエンス分野、救急医療分野、そして防災分野で病院前救急医療の質の向上にむけた研究者を養成し、研究に必要な倫理観と豊かな医学的知識を養うことを主眼としています。救急救命システム専攻(1年コース)修士の学位を取得しようとする者は、1年以上在学し、所定の科目について32単位以上を修得し、修士論文を提出し論文審査に合格しなければならない。単位は、次の区分によって修得する。育成する人材の到達目標博士課程修了においては本学の建学の精神を十分理解した上で、課程においての就学に努め以下に示すいずれかの目標に到達することを目標としています。社会人の受入れ研究活動や資格取得を目指す人のために社会人選考を設けています。大学等を卒業後満3年以上経過している者、あるいは満28歳以上の者で、本学において、大学を卒業した者と同等の学力があると認めた者を対象としております。博士課程

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