2022年09月07日
体育学部スポーツ医科学科で東京消防庁航空隊および消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の見学会を実施しました
体育学部スポーツ医科学科は8月31日、就職対策の一環として東京?立川広域防災基地内にある東京消防庁航空隊と第八本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の見学会を開催し、消防官を志す3年生10人が参加しました。
まず航空隊を訪れた一行は、空からの消防、救助に特化した航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)で救急救命士の資格を有する隊員から、業務内容や救助活動の様子、活動で使用している資器材などの説明を受けました。学生から、地上の救急隊と航空隊とで救急救命士としての活動に違いがあるかという質問が投げかけられると、隊員は、時間や重量等の制約に違いがあることを挙げ、航空隊の隊員にはより判断力が求められることなど、陸と空の活動の違いについて理解を深めました。その後、航空隊が所有するヘリコプターを実際に見学し、消防官を目指す学生らにとって貴重な機会となりました。
つづいて、第八本部消防救助機動部隊では、大規模災害などに対応するための特殊車両や特別な訓練施設を見学しました。人命救助のスペシャリスト部隊であるハイパーレスキューの隊員から、活動や豊富な資器材についての説明を聞くと、学生らは刺激を受けつつ、緊迫した現場活動へのイメージを膨らませました。
参加した学生は「実際に現場で働く隊員の方々にお話を伺えたことや、特殊な設備や施設を見学できたことはとても貴重な経験となった。日々の鍛錬の大切さを改めて知ることができ、今後の消防官への就職活動に活かしていきたい」と、決意を新たにしました。
見学会は、スポーツ医科学科で就職対策としても位置づけられる3年生必修科目「卒業研究1」の一環として、希望者を募り実施しました。
- 航空隊で使用する資機材の説明を受ける学生ら
- 航空隊のヘリコプター「はくちょう」を見学
- ヘリコプターの前で記念撮影
- ハイパーレスキューの施設内にあるさまざまな車両を見学
- 救急救命士の役割など積極的に質問をする学生
- ハイパーレスキューの隊員と記念撮影