2023年10月09日
第2回国士舘救急救命士会フォーラムを開催しました
本学体育?スポーツ科学学会と体育学部スポーツ医科学科の共催により、第2回となる国士舘救急救命士会フォーラムが10月7日、多摩キャンパス25号館臨床実習室で開催されました。
在学生と卒業生の情報共有の場と位置付けた本フォーラムには、オンラインを合わせて約160人が参加しました。午前の部では「スポ医在校生の今」として、在学生が現在学んでいることや今後の目標を発表したほか、齋藤大蔵特任教授による特別講演が行われました?
齋藤教授は「本邦における救急救護の発展と社会的意義ー誇りと情熱をもって生きるためにー」をテーマに講演を行い、これまで防衛医科大学校で経験してきたことを通し、今後の目標について語りました。齋藤教授は「never give upの精神で常に進み続け、国士舘に貢献していきたい」と述べました。
午後の部では本学体育学部スポーツ医科学科を卒業した5人が登壇し、病院救急救命士や自治体職員、保健体育科教諭など救急救命士の有資格者としてそれぞれの業務で活躍する「今」を紹介しました。東京消防庁消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)の救急救命士として活躍する2期生の石綿大士さんは「やりたいことはチャレンジしてほしい。たとえ失敗しても全力でやることに意味があり自身の成長に繋がる」と学生らにエールを送りました。
最後に山口嘉和教授と竹内栄一准教授による退職教員記念講話が行われ、スポーツ医科学科設置当初の話や、お世話になった先生方への感謝の言葉などが述べられ、講話後には山口教授と竹内准教授に花束と記念品が贈呈されました。
2000年に体育学部に設置されたスポーツ医科学科は、4年制大学では全国で初めての救急救命士の養成課程であり、これまでに2,950人の卒業生を輩出しています。卒業生は消防機関をはじめ、その他公的機関、医療機関、民間企業等、全国で活躍しています。
- 開会式であいさつを述べる山口嘉和体育?スポーツ科学学会長
- 発表の様子
- 発表後には質問時間が設けられた
- 特別講演を行う齋藤特任教授
- 石綿大士さん(2期生)
- 小林菜々さん(12期生)
- 作山洋貴さん(13期生)
- 佐藤奈帆さん(10期生)
- 野瀬珠榮さん(3期生)
- 退職教員記念講話の様子
- 講話後は花束が贈られた
- 閉会の辞を述べる牧亮スポーツ医科学科学科主任