法私学部には、公務員を目指す学生が多く在籍しています。目標に向かってがんばる仲間の姿に刺激を受け、卒業後は、警察行政職員や検事事務官など、国や地域の安全のために働く人々を支える職に就きたいと考えています。授業では、検察官経験のある先生や法曹界で活躍している方々のお話を伺う機会が多く、生きた知識を吸収できます。将来、セカンドキャリアとして、公務員で積み上げた経験を、子どもたちに還元したいという夢もあり、教職も履修しながら、仲間と充実した日々を送っています。総務部 会計課が勤務する東京法務局は、登記、戸籍?国籍や供託に関する民事行政事務、訟務に関する事務など、多岐にわたる業務を扱っています。いずれも国民の権利と財産を守る業務であり、法律の専門知識が求められますが、在学中の授業で身に付けた民法の知識が実務に役立っています。また、人権分野についての授業の中で先生がお話しになった、「理解してもらうには何度でも伝え続けることが大事」という言葉は、窓口業務での私の基盤となっており、お客様が申請業務を迅速に行えるよう、常に丁寧な対話と説明を心がけています。現在は、総務部会計課に所属し、管内24ヵ所にある法務局の消耗品の調達を主な業務としています。決められた予算の範囲内で、いかにやりくりするかが重要で、各庁に代替品の提案をするなど苦労もありますが、法務局の円滑な運営を支えるという充実感を持って業務に臨んでいます。これからも、「世のため、人のために尽くす」という国士舘の建学の精神に通じる、常に真摯な姿勢で取り組むという仕事観のもと、困っている方に寄り添い続けていきます。佐野 琴奈法学部 法律学科静岡県立富士高等学校 出身37富澤 夏樹法学部 法律学科 2020年度卒業東京都私立関東第一高等学校 出身東京法務局法学部の学びと直結する国民の権利と財産を守る業務に真摯に取り組んでいます。国や地域の安全のために働く人々を支える職に就きたいという夢に向かって、充実した日々を送っています。
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