2019年05月17日
フロリダ国際大学との国際建築ワークショップを開催しました
5月9日から16日にかけて、アメリカのフロリダ国際大学(FIU)から建築学科の学生41人と教員7人が本学を訪れ、本学理工学部建築学系の学生約60人と共同でワークショップを開催しました。
開会式は5月9日午前から、34号館B205教室で行われ、まず理工学部学部長の二川佳央教授が歓迎のあいさつを行いました。続いて司会進行を務めた理工学部建築学系の国広ジョージ教授から、課題テーマ「渋谷中心市街地の調査と観光案内キオスクの提案」についての説明があった後、参加した学生らは両大学混合の11チームにグループ分けされました。
ワークショップ期間中、最終日のプレゼンテーションまでどのように調査やデザイン設計を行うかは各チームの自主性に委ねられており、編成された各チームの学生らはスマートフォンの翻訳機能を駆使して自己紹介をするなど、言語の壁を越えて積極的に協働しようという姿勢が見受けられました。
開会式を終えると、さっそく学生らは現地調査のため渋谷駅周辺に出掛け、チームごとにワークショップ作業を開始しました。
7日後の5月16日は、午後1時から5号館5304教室で共同ワークショップの成果を発表するプレゼンテーションが行われました。その直前まで、発表に向け模型やスライド資料などの最終調整を行っているチームも多く、一週間のワークショップ期間中に交流を深めた学生らはすでに打ち解けている様子も見られました。
プレゼンテーションは、11の各チームそれぞれが模型とパワーポイントを用いて発表を行い、両大学教員からの講評を受けるというかたちで進行しました。学生らは、普段聞くことのできない相手校教員からの質問やコメントに熱心に耳を傾け、議論を深めていました。
全てのチームの発表が終わると、参加者一同は場所を1号館1階学生ラウンジに移して懇親会を行い、ざっくばらんな雰囲気の中さらに交流を深めました。
FIUと本学建築学系とはこれまでも、2017年、2018年にそれぞれ1~2日間のワークショップを実施してきましたが、今回は一週間にわたる長期間のもので、本学では国広ジョージ教授が中心となって企画立案?実施されました。
- 開会式の様子。司会進行を務めた国広ジョージ教授
- 開会式で歓迎の挨拶をする二川佳央?理工学部学部長
- これから取り組む課題内容について真剣に耳を傾けるFIUの学生ら(開会式で)
- 開会式直後から混合チームとしてコミュニケーションを取る学生ら
- 発表前に最終調整を行う学生ら(5304教室)
- 発表前に最終調整を行う学生ら(10101教室)
- プレゼンテーションの様子
- 他チームの発表を熱心に聞く参加学生
- プレゼンテーションでも司会進行を務めた国広教授
- プレゼンテーションの様子
- 発表への感想を求める国広教授
- プレゼンテーション終了後に模型を手にして記念撮影する学生ら