2021年03月08日
第2回FD講習会を実施しました~ハイブリッド型授業について~
本学FD委員会は2月から3月に計8回にわたり第2回FD講習会を開催しました。令和3年度のハイブリッド型授業の円滑な実施に向けて教員の情報リテラシー向上のために企画されたもので、合わせて約140人の教職員が対面またはオンラインで参加しました。
第1部では各回共通として、貸出機材の使用方法の説明と過密が予想されるZoomの通信量削減方法が紹介され、第2部ではハイブリッド型授業の経験がある各学部教員が講師となり、貸出機材を用いた具体的な実践例を紹介しました。
3月4日に世田谷キャンパス5306教室で行われた講習会では、講師を担当した経営学部の豊田寿行准教授が、貸出機材やmanaba、One Drive、Stream、Zoomなどの学内サービスとそのマニュアルを共有した後、ワークシートを用いて、各教員が担当する科目の履修者数や授業形態、指導スタイルに合わせて、どのような授業設計をすれば良いか検討する時間を設けました。
授業中に移動しながら話す場合、板書する場合、グループワークをする場合など、具体的な授業場面でのオンライン受講学生の見え方を解説し、見え方が異なることを理解した上で、対面受講との溝をできるだけ埋める工夫を施した授業設計が必要であることを共有しました。
参加した教員からは、担当する科目に即した具体的な質問や成功事例などが出され、活発な議論が行われました。
- 講師の豊田寿行准教授
- 対面とオンラインで講習会は進められた
- オンライン参加者からのチャットでの質問にも適宜対応した
- 集音マイクスピーカーを使用して、オンライン参加者の発言を共有する場面も