2022年04月11日
全新入生に防災総合基礎教育を実施しました
全新入生を対象とした防災総合基礎教育が4月1日から9日にかけて、各キャンパスで学部ごとに複数の教室に分かれて実施され、本学防災?救急救助総合研究所の教職員指導の下、約3000人が受講しました。
1日の文学部新入生を対象とした教室では、同研究所の山﨑登教授がスライドを使いながら過去の震災事例などを例に挙げながら、災害大国である日本で防災を学ぶ意義を伝えました。山﨑教授は「教育に携わる文学部の学生には、防災意識を根付かせ次の世代に継承してほしい」と防災教育の重要性と必要な心構えについて語り、新入生らも真剣に耳を傾ける様子が見られました。
続いて、新入生一人一人が自身のスマートフォンで参加できるクイズアプリ「カフート」を用いて、AEDや消火器の使い方、止血法、地震時にとるべき行動などについて選択式のクイズに挑戦しながら、防災の基礎知識を教職員による解説とともに幅広く学びました。
防災総合基礎教育は、災害時に自身を守る防災行動をとり、他者に手を差し伸べることができる人材の養成を目的に平成26年度から全学部の新入生を対象に実施しており、本学防災?救急救助総合研究所の教職員が担当しています。