第36回世界新体操選手権(ブルガリア?ソフィア)の、団体種目別フープで銀メダルを獲得した新体操日本代表「フェアリージャパン」の選手らが9月20日、本学世田谷キャンパスを訪れ、佐藤圭一学長?大澤英雄理事長らに報告しました。
報告に訪れたのは、本学の皆川夏穂選手、横田葵子選手(ともに21世紀アジア学部3年生)、松原梨恵選手(卒業生)らをはじめとする6人の選手と、新体操強化本部長の山崎浩子氏、コーチの山口留奈氏、本学新体操部の山本里佳監督の9人。
報告会では各選手からあいさつがあり、個人種目別リボンで8位入賞を果たした皆川選手は「目標だったメダル獲得ができず悔しい気持ちだが、すぐに切り替えて来年の世界選手権を見据えたい」と語りました。また、団体に出場した横田選手は「種目別で銀メダルを獲れたことよりも、団体総合で3位以内に入る目標を達成できなかった悔しさのほうが大きい。来年の世界選手権では必ずリベンジしたい」、松原選手も「チームとして掲げていた目標が果たせず悔しいが、2020年に向けて新たな課題を発見できたので一歩一歩前に進んでいきたい」と決意を滲ませました。
これに対し、佐藤学長は「皆さんの演技を見るたびに、いつも大きな驚きと感動をもらっている。結果は必ず出てくるので、自分を信じてこれからも頑張ってほしい」と述べ、大澤理事長は「観ている我々からすれば3大会連続のメダル獲得は偉業だが、皆さんからは現状に満足することなく、来年の決意を聞くことができた。このチームはまだまだ高みを望めると確信した」と選手らを激励しました。
その後一行は、選手らが一年の多くを過ごすロシアでの生活や、今大会で審判を務めた山本監督の話なども含め和やかな雰囲気で歓談しました。
- 左から、皆川選手?横田選手?松原選手
- 報告会は終始和やかな雰囲気で行われた
- 選手らに感謝の言葉を述べる佐藤学長
- 激励の言葉を伝える大澤理事長