2018年10月04日
辰野文理教授が日弁連主催の人権擁護大会に登壇
日本弁護士連合会(日弁連)主催の第61回人権擁護大会?シンポジウムが10月4日、青森市で開幕し、辰野文理教授(専門?被害者学)が基調講演とパネルディスカッションのパネリストとして登壇しました。
同シンポジウムでは「組織犯罪からの被害回復-特殊詐欺事犯の違法収益を被害者の手に-」を全体テーマとして進行しました。
第1部では辰野教授が「特殊詐欺被害の実態」と題し、基調講演をしました。その後のパネルディスカッションでは、引き続きパネリストとして参加し、被害の実態や被害者支援の方策について有識者らと議論を交わしました。その中で他のパネリストが「被害の事実を家族に知られたくないために警察に相談しない例もある」と提言したことを受け、辰野教授は「被害の実態を明らかにするためには、被害者を責めない社会を作ることも重要である」と被害データを紹介しながら述べました。