2023年03月29日
高校生への裁判教育を法学部生がサポート
3月15日~17日にかけて、一般社団法人司法教育支援協会(千代田区)主催の高校生を対象とした「模擬法廷企画」が実施され、本学世田谷キャンパス34号館の模擬法廷教室を施設提供し、吉開多一教授指導のもと、吉開ゼミ?法学部有志?刑事学研究会の学生16人が運営ををサポートしました。
今回、同企画に参加した攻玉社高等学校(品川区)の生徒は、初日?2日目と都内各所で公判傍聴や模擬裁判の準備を行い、最終日を本学模擬法廷教室で迎えました。学生らは模擬裁判の準備だけでなく、高校生の模擬裁判も傍聴し、判決後一人ずつ感想や意見を求められ判決に対する妥当性などを述べました。模擬裁判に参加した現役弁護士の方々からは「さすが大学生の意見」といわれる場面もありました。
参加した学生は、「とてもレベルの高い模擬裁判を高校生が行っており驚きました。裁判官、検察、弁護人それぞれの役でしっかりと意見を述べており、とても良い刺激となりました」と感想を述べました。
同協会は、法曹界の志願者が減るなか、司法の担い手や法務の知見を有する人材を育成することを目的に今年1月に設立され、若い世代が司法の世界を知る機会を提供しています。
- 模擬裁判の様子
- 模擬裁判をサポートする学生
- 判決後、意見を述べる学生