2017年11月17日
国士舘100周年企画 第2回「東京裁判」シンポジウムを開催しました
本企画は、平成26年11月に開催された第1回「東京裁判」シンポジウムにおけるテーマ「『東京裁判』論を検証することを通して『戦後日本と日本人の精神』の在り方を検討する」を継承し、戦後日本と日本人の精神に多大の影響を与えた占領軍によるWGIP(War Guilt Information Program)に焦点を当てて開催された。
占領下の日本で行われたWGIPが、70年を経過した現在でも日本人の精神の在り方に決定的な影響を与えてきたことを、様々な角度から分析、実証し、WGIPの呪縛から日本人の精神を解き放つ方途を探るという趣旨のもと、各講師の講演が展開された。
■日時?講師?テーマ: 平成29年11月2日(木)
【午前の部】
10:00~ 篠原 敏雄 (国士舘大学教授) 「東京裁判」論の今日的意義
10:40~ 阿比留 瑠比(産経新聞論説委員兼政治部編集委員) 「東京裁判と現在のマスメディア」
11:20~ 髙橋 史朗 (明星大学特別教授) 「戦後教育の原点?WGIPの検証」
【午後の部】
12:45~ ?学生論文?表彰式
13:05~ 櫻井 よしこ (ジャーナリスト) 「戦後日本と日本人の意識 -1世紀半前の日本と現在の日本」
14:05~ 西 修 (駒沢大学名誉教授) 「WGIPと日本国憲法」
14:45~ 加瀬 英明 (外交評論家) 「大東亜戦争は昭和二十年夏に終わらなかった」
15:35~ シンポジウム(6名のパネラーによるディスカション)
■会場: 国士舘大学世田谷キャンパス34号館B301教室
■主催: 国士舘大学 極東国際軍事裁判研究プロジェクト