2019年01月11日
法学部?髙橋敏教授の最終講義が行われました
1月10日、34号館B棟304教室で、法学部?髙橋敏教授の最終講義が「わたしの家族法研究」と題して行われ、会場に訪れた在学生や教職員、卒業生らが聴講しました。
講義は主に、自身が法学の研究を続ける中で影響を受けた恩師のエピソードなどを交えながら、これまでの研究者人生を振り返る内容となりました。
髙橋教授は「現実の社会には、内縁関係や婚外子など、既存の法制度の枠組みから外れた形での共同生活が存在する。実態に即したかたちで、彼らを法律で保護するにはどうすればよいか、という思いが家族法の研究を深めるきっかけの一つとなった」と述べ、民法の中でも家族法に興味を持ち研究を深めるようになった経緯を語るとともに、退職後も研究を続けていく意気込みを語りました。
講義後には、駆け付けた卒業生から花束を受け取ると、来場者からの拍手を受けながら教壇を降りました。
- 具体的なエピソードを交えながら最終講義を行う髙橋教授
- 講義後には花束贈呈とともに大きな拍手が送られた