2019年06月10日
本学と八潮市連携事業「八潮市 大山忍市長を囲む座談会」を開催しました
本学政経学会と埼玉県八潮市が主催する社会連携プロジェクト「八潮市 大山忍市長を囲む座談会―NPOと地域住民との社会連携のあり方を考えるー」が6月4日、世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール4階中教室で開催され、大山忍八潮市長のほか、本学政経学部の教員や学生ら約70人が参加しました。
岩元浩一政経学部長が開会のあいさつを述べ、続いて大山市長が、八潮市ではまちづくりの基本理念として「共生?協働」「安全?安心」を掲げていることを紹介し、「まちづくりは行政だけで行うのではなく市民?企業?団体などさまざまな主体が目標を共有することが大切。八潮市をより魅力のあるまちにするためにも皆さんの貴重な意見をお伺いして一緒に考える機会にしたい」と呼びかけました。
その後のフリートークは、学生からの質問に大山市長が答える形で進行しました。学生からは八潮市でのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みや魅力、ブランド力向上のための取り組みなど多くの質問が投げかけられたほか、八潮市の魅力を向上させるための提案を行いました。提案ではSNSやアートを用いた八潮市の情報発信強化やボランティアを活用した地域活性化のアイデアなどさまざまな意見が伝えられ、大山市長と学生らは活発に意見を交換しました。
大山市長は、八潮市の一番の魅力について「自然?まち?産業が一体であり、特に都心から15キロほどの距離で自然が豊かなことは大きな魅力」と話し、学生からの提案について「若い皆さんの意見は非常に大切。今後の取り組みの参考にしたい」と述べました。
閉会のあいさつでは長谷川三雄政経学会長が、「多くの学生の積極的な質問や提案によって非常に活発な会になった。今後も国士舘大学と八潮市の連携を深め、さまざまな活動に取り組んでいきたい」と述べ、閉会しました。
本学と八潮市は2017年、相互の発展と人材育成を図る目的で「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しており、本企画は相互の社会連携をより発展させるために企画されました。本学と八潮市はこれまでにも「政策提言プレゼンテーション大会」や「八潮こども夢大学」をはじめ防災教育、スポーツ振興、インターンシップなどの各種事業に共同で取り組んでいます。
- 八潮市の大山市長
- 政経学部の岩元学部長
- 司会を務めた古坂正人講師
- 会場の様子
- 質問をする学生
- イラストを用いてSNS映えを狙った新たな観光地づくりを提案をする様子
- フリートークの様子
- ファシリテーターを務めた加藤将貴准教授
- 終了時間まで大山市長に質問する学生ら
- 政経学会長の長谷川教授