2019年07月30日
【学生寄稿】政経学部?熊迫真一ゼミ紹介「授業の現場から」
「授業の現場から」とは
本企画は、各学部のゼミ?研究室に所属する学生に執筆をお願いし、ゼミ?研究室の特徴や学習内容、日々学び実践していることなどを紹介しています。
熊迫真一ゼミ 執筆者:池田 崚平さん(政経学部4年)
経済学科の熊迫真一ゼミでは、労働市場の働きを経済学の視点から研究する労働経済学について学んでいます。
人手不足でありながら、労働賃金が上がらない原因など、熊迫先生が取り上げる労働の諸問題についてグループで発表し、発表内容について討論しています。発表する機会も多く、人前で意見を主張する力や相手に上手く伝える方法を身につけることができます。
またゼミでは、広報班、懇親会班、学園祭班、旅行班の4つに分かれ活動しており、私はゼミ長を務めるとともに旅行班に所属しています。
旅行班の仕事は、七月に実施するゼミ旅行の準備です。私自身、これまで旅行の計画を立てたことがなく最初は不安でしたが、班員と協力しながら目的地や当日の流れを計画しました。昨年のゼミ旅行では長野県のペンションを貸切にし、SPIの練習問題に取り組み、夜にはバーベキューをすることで親睦を深めました。二日目は悪天候に見舞われ、行先を当初予定していたアスレチック施設から善光寺に変更するハプニングもありましたが、熊迫先生やゼミ生からは「非常に有意義な合宿だった」との評価を受け、何事にも変えられない達成感がありました。
ゼミ合宿をはじめ、楓門祭の準備など熊迫ゼミでは学生が主体となって活動する機会が多く与えられています。このゼミのおかげで、自身で考え行動する力が備わってきたことを実感しています。
自分自身の大学生活を振り返って、このゼミで得た経験は私にとってかけがえのないものです。メンバー同士の仲も良いため、卒業してからも交流を深め、互いに支え合っていきたいです。
<国士舘大学新聞 2019年7月25日発行号に掲載>