2019年11月12日
政治研究所主催講演会「朝鮮の分断を生んだ朝鮮戦争の背景?原因?経過と日本の関与?影響」が行われました
政経学部政治研究所が主催する講演会が11月11日、世田谷キャンパス6号館6402教室で開催され、本学政経学部非常勤講師で元防衛大学校助教授の米山多佳志氏が登壇しました。米山氏は、来場した政経学部学生らに向けて「朝鮮の分断を生んだ朝鮮戦争の背景?原因?経過と日本の関与?影響」と題して講演しました。
米山氏はまず、朝鮮戦争が勃発する背景となった1940年代の世界情勢について概略を解説した後、朝鮮戦争に至った経緯について詳細に述べ、「これらの出来事は過去の話ではなく、現在進行形の話として動き続けている」と強調しました。講演後半では、朝鮮戦争はいまだ休戦状態が続いており、今でも横田基地に朝鮮国連軍後方司令部が存続している事実などを指摘しながら、この休戦体制が現在我が国に及ぼしている影響について説明しました。
現代日本に直結する歴史と情勢を語る米山氏の講演を、参加した学生らは熱心に聴講していました。
- 参加した学生らに語りかける米山氏
- 6号館6402教室には多くの学生らが参加した