2020年04月20日
政経学部新入生の皆さんに授業開始までに取り組んでほしいこと
4月1日の入学式には、期待に心を躍らせた新入生の皆さんを、学部を挙げてお迎えする予定でした。しかし、澳门小赌攻略_压大小稳赢公式—激情赢盈中という未知なるものの出現により、中止を余儀なくされ、その後のオリエンテーションや授業まで当面の間は遠隔による実施となります。学部としても大変残念であり、申し訳なく思っています。大学生活のスタートが思いもよらない形となり、戸惑いや不安を感じている人も多いと思いますが、全く心配することはありません。幸いにして現代はネット社会であり、様々なコミュニケーションツールを駆使して、皆さんの大学生としての新生活をサポートしていきます。
そこで、政経学部の政治行政学科および経済学科それぞれの新入生には、大学で学ぶにあたり読んでおくと良い書籍を提示しておきます。これらの書籍を読み理解しておくことは、大学生として授業での理解度や考え方を深めるだけでなく、自らの大学生活をより充実したものとすることは間違いありません。
いずれこの状況は終息します。その時にはより成長した皆さんの姿を見せてください。
政経学部長
岩元浩一
政治行政学科
1.森川 友義『改訂版 大学4年間で絶対やっておくべきこと なんとなく卒業しないための50のルール』KADOKAWA,2019年,770円
2.石 弘之『感染症の世界史』角川ソフィア文庫,2018年,1188円
3.西崎 文子,武内 進一 『紛争?対立?暴力世界の地域から考える』岩波ジュニア新書,2016年,902円
4.河合 雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 講談社現代新書,2017年,836円
5.藪野 祐三『有権者って誰?』岩波ジュニア新書,2020年,880円
6.成蹊大学法学部『教養としての政治学入門』ちくま新書,2019年,1100円
※いずれも税込の本の価格を示しています。内容が同じ電子書籍版(Kindle等)がある場合は、そちらの利用でもかまいません。
経済学科
1.小林 康夫, 船曳 建夫『知の技法』東京大学出版会,1994年,1650円
大学、とりわけ文系の学部で学ぶということはどういうことなのか、またそこで必要となる技術とはどういうものなのかを知るのに適した書籍です。書かれてからかなりの年数が経過し、題材には古さを感じる部分もありますが、その内容は未だに色褪せず、増刷を繰り返し読まれ続けています。
2.ジョセフ E.スティグリッツ他『スティグリッツ入門経済学(第4版)』東洋経済新報社,2012年,3080円
代表的な経済学の入門用テキストです。以下に挙げている"3"、"4"を入門者用に再構成したような内容ですので、最初に読み始めるには適していると思います。巻末に経済学の基本用語や経済英語がまとめられており、こちらも役に立つでしょう。
3.ジョセフ E.スティグリッツ他『スティグリッツ ミクロ経済学(第4版)』東洋経済新報社,2013年,4180円
ミクロ経済学の代表的なテキストです。ちょっと厚めの本ですが、やる気のある人は、上記の"2"を経由せずにこちらから読み始めても良いかもしれません。"2"同様、巻末に経済学の基本用語や経済英語がまとめられています。
4.ジョセフ E.スティグリッツ他『スティグリッツ マクロ経済学(第4版)』東洋経済新報社,2014年,4180円
マクロ経済学の代表的なテキストです。"2"もしくは"3"を読んでからの方が学習しやすいのではないかと思います。"2"同様、巻末に経済学の基本用語や経済英語がまとめられています。
5.小塩 隆士『高校生のための経済学入門』ちくま新書,2002年,858円
"2"が難しく感じる人や、その厚さに気後れする人は、まずはこの本を読んでみると良いかもしれません。これから勉強する経済学のさわりの部分を知ることが出来ますし、新書ですから手軽に読むことが出来るでしょう。
※いずれも税込の本の価格を示しています。内容が同じ電子書籍版(Kindle等)がある場合は、そちらの利用でもかまいません。