2022年11月22日
政経学部の3ゼミ合同でフードドライブを実施しました(11月22日更新)
政経学部経済学科の赤石秀之ゼミ、佐藤恵ゼミ、柴田怜ゼミは、11月2、3日に開催された楓門祭2022でフードドライブを実施しました。
フードドライブとは家庭内の未使用食品を持ち寄り、各地域の福祉施設などに寄付をするボランティア活動です。三つのゼミはそれぞれが、環境問題と経済学、環境会計、シェアリング?エコノミーと、いずれもSDGsと関係の深いテーマで活動しており、ゼミ生や教員同士の話し合いの結果、今回のような共同実施が企画されました。
実施にあたっては世田谷区清掃?リサイクル部事業課より道具類貸出のご協力をいただいたほか、11月2日には同課の齊之平尚也氏が来校し、フードドライブの趣旨や世田谷区が実施する食品ロス対策について、また外装の破れや賞味期限など食品を受け取る際の留意点などについて話を聞きました。
齊之平氏はサンプル調査で可燃ごみから出てきた未開封の食品が写った写真を示し、「世田谷区では年間約1万トンの食品ロスがあると推計されている。フードドライブによるごみの減量効果としてはわずかだが、これを機に食品ロスに目を向ける人が増えることで、地球を守ることにつながるとの思いから区全体で取り組んでいる。現在はファミリーマートの店舗を含めて区内11カ所で常設窓口も開設している」と話し、取り組みの意義を説明しました。
当日は、ゼミ生らが来場者から持ち込まれた食品を受け取り、食品種別などを分類しながら集計していきました。楓門祭期間中に集まった食品は段ボール箱3箱分となり、世田谷区清掃?リサイクル部事業課を通して社会福祉協議会に、そして区内のこども食堂や福祉施設等に届けられます。
同会場では、紙袋からマスクケースを制作するワークショップや、ペットボトルや空き缶をアップサイクルしたゲームコーナーを実施し、多くの来場者で賑わいました。
- 齊之平氏から話を聞くゼミ生ら
- 食品受け取り方法について話を聞く
- フードドライブコーナー
- 段ボールを使ったワークショップ
- 空き缶を使ったゲームコーナー
社会福祉協議会にお届けしました
フードドライブで回収した食品を無事に、社会福祉協議会に届けました。