2022年01月18日
経済研究所が就職活動体験共有会を開催しました
経済研究所の就職活動体験共有会が昨年12月22日、6号館6302教室とオンラインとで開催され、経済学科の学生を中心に政経学部の2?3年生が参加しました。
この企画は、経済学科が毎年恒例で行っている、内定を得た4年生による就職活動報告会で、今年は3人の学生が報告者として登壇しました。
まず、キャリア形成支援センターの職員が、全国の就職状況と経済学科の就職状況を説明。さらに、企業の就活スケジュールを伝えた上で「2月時点で10人に1人、6月の選考開始時点で半数の学生が内々定を得ているのが現状。企業は優秀な学生を早く獲得すべく動いている。秋?冬のインターンシップなどを活用して今から動き出そう」と、今すべきことを細かく説明しました。最後に「就職活動は内定を得ることをゴールに設定しがちだが、焦りは禁物。就職とは社会人としてのスタートを切ること。スタートの場として納得のいく選択ができるよう、全力で取り組んでみては」とアドバイスしました。
次に、3人の学生が、警察官、証券会社、不動産会社とそれぞれの進路先決定までの道のりを、パワーポイントなどを使って紹介しました。
公務員試験のスケジュールや対策のほか、3月下旬に得た内定先を考え直し6月にもう一度活動を再開したエピソード、コロナ下での就職活動の特徴や第一志望前に面接に慣れておけばよかったという失敗談など、就職活動の間に起こりうるリアルな体験談が発表されました。
「企業選びの軸を決めて活動した」という勝木龍平さんは、エントリーシートやグループディスカッション、面接などの場面で企業側が知りたいことは何かを冷静に考え、それに応えるために自分が工夫したことを具体的に紹介しました。最後には「就職活動は強制されるものではない。どこまで詰めるか、どこまで手を抜くかは自分次第」と話し、自分の将来を自分の手で掴み取ってほしいと伝えました。
- キャリア形成支援センター職員による就職状況の説明
- 具体的なアドバイスをする勝木さん
- 自身の就職活動体験を話す学生