2021年01月26日
公務員&キャリア?ガイダンス「私の就活体験」を実施しました(2021年1月)
政経学部付属政治研究所は1月22日、オンラインで「公務員&キャリア?ガイダンス~私の就活体験」を開催しました。
今回就活体験を語ったのは、川崎市役所職員、警視庁警察行政職員、東京消防庁からそれぞれ内定を受けた政経学部政治行政学科4年生3人で、Zoomを通じて参加した学生約100人に向け、具体例を織り交ぜながら採用試験対策や合格体験などについて語りました。
石見豊教授による司会進行のもと、各発表では、長丁場になる公務員試験合格までの計画の立て方やモチベーションを維持する方法、効率的な時間管理術、筆記試験や面接への具体的な対策などが実体験に基づいて語られました。また、面接時の感染対策などは組織によって異なるので、面接当日の指示を聞き逃さないようにといったコロナ禍ならではのアドバイスや体験談も目立ちました。
質疑応答の時間では、公務員と一般企業の就活の両立に戸惑う学生や、コロナ禍での就活に不安を抱える参加学生から多くの質問が寄せられ、終了間際まで熱心に受け答えする場面が見られました。
その後、山田亮介講師が講評で「発表者の皆さんが自分の言葉でしっかり話しているのが印象的だったが、やはりそういう人は面接でも結果を出しやすい。今日話を聞いた後輩の皆さんは、大学生活で自分の核となることを磨き、総合的な人間力を身につけることを意識して大学生活を過ごしてほしい」と結びました。
公務員キャリアガイダンスは、公務員を目指す学生に向けて政治研究所が定期的に実施しているもので、内定した学生や卒業生などを講師に招き、実際の業務内容や採用試験に向けた対策を学びながら就職への意識を高めています。