2023年07月22日
タイ王国シントン大使による政経学会講演会を開催しました
2023年度第1回目となる政経学会主催の講演会「日本?タイ関係のこれまでとこれから:日本の次世代を担う若者へ」が7月20日、メイプルセンチュリーホール1階M大教室で開催されました。学生の参加は教室定員300人を優に超える360人を記録し、教室に入れなかった学生は別教室で中継映像を視聴しました。
講師には、在京タイ王国大使館シントン?ラーピセートパン特命全権大使を招き、日本とタイの友好の歴史や両国の経済?貿易?観光等について講義しました。
シントン大使はまず、約600年前から続く両国の友好の歴史について解説しました。当時はアジアのほとんどが植民地であったことから、外交関係を築くことが困難でしたが、日本とタイはアジアで最初に外交関係を構築し、2023年は日タイ修好136年になることを紹介しました。
次に、タイのBCG経済(バイオ?循環型?グリーン)モデルや文化交流、災害時の支援について紹介し、東日本大震災やタイ洪水などの災害時には、両国で支援金や物資支援をするなどして助け合ったことを話し、日本とタイの深い外交関係を知った学生は熱心にメモをとるなどして聴講していました。
講演後の質疑応答では、「8月から泰日経済技術振興協会(TPA)のインターンでタイに行く。何を見て、どんなことを学べばいいかアドバイスいただきたい」と学生からの質問があり、シントン大使は「日本と関係するタイの産業の進化を見てほしい。是非楽しんできてください」と学生にエールを送り講演を締めくくりました。
- シントン大使
- 講演の様子
- 熱心に聴講する学生ら
- 講演後、大使に記念品を贈呈
- 講演前には柔道の授業を見学。見学後、学生らと記念撮影。
- 柔道着を着用し、技をかけるシントン大使。 柔道見学?体験には体育学部が全面的に協力した。
- 学長、講演会主催者と懇談後、記念撮影
- オリンピアン?パラリンピアンの記念展示”スポーツの殿堂”を紹介