2022年06月11日
建築学系の学生が未来こども園デザインコンペU20部門でUS賞を受賞
理工学部建築学系3年の学生3人が、今年2~3月開催の第6回未来こども園デザインコンペ U20部門でUS賞を受賞しました。
『「共生」~こども園とつなげて生まれる未来~』をテーマに、「共に生きる」環境を中心に、共生型施設としてお互いの「つながり」を享受できる新しい「未来こども園」の提案をするという課題に対し、70作品以上が集まりました。
U20部門は、大学1?2年生、専門学校生を対象としたもので、優秀賞3作品、US賞1作品が選ばれ、本学の伊藤統星さん、犬塚万尋さん、櫻井愛花さんが出品した作品「触?視?聴?嗅?味」が見事US賞に選出されました。
作品は、六角形ユニットの操作を立体的に行うことで、わくわく感を生み出し、多様な空間が表現される点と、シンプルながら実際に建てられそうなリアリティを感じさせる点が評価されました。
授業の課題で取り組んだことのなかった「こども園」の課題に興味を持った3人は、コンペの応募を決意。春季休業を利用して作品を仕上げました。
水、畑、森、遊具などエリアごとにテーマを設け、それぞれの窓から異なる景色が楽しめるようにとの思いで六角形の建物を取り入れました。2階部分に景色を楽しむ空中の道を作る、1階は床を作らず土を楽しめるようにするなど、五感を感じるコンセプトに合わせた工夫を随所に織り交ぜてデザインしました。
受賞を受け櫻井さんは「多くの作品の中から賞をいただくことができてうれしい。今後もチャレンジしていきたい」と話しました。