2021年12月02日
建築学系の南泰裕研究室が愛媛県今治市庁舎広場の建築提案を行いました
理工学部建築学系の南泰裕研究室が、11月28日に愛媛県今治市で開催された建築系の8大学合同によるインターユニバーシティ?ワークショップに参加しました。
このワークショップは、建築家の故丹下健三が設計した市庁舎?公会堂?市民会館などが囲む「今治市庁舎広場」を対象に、理念を継承し貴重な建築遺産を活かした「まちのコア」実現のために、建築?都市?ランドスケープの観点から現状を打破する創造的で大胆な提案を行うものです。本学のほか、関東圏の7大学の研究室が提案し、会場には市民を含めた約50人が参加しました。ワークショップの様子はオンラインでも配信されました。
南研究室は広場の再生計画について、市庁舎と公会堂を完全保存しつつ、市民会館跡地に市庁舎を取り囲むような円弧状の新しい施設を提案しました。丹下健三ギャラリーや市民が集い、憩うことのできるスペースを配置し、都市のコアとしての機能を盛り込みました。さらに、スペースシンタックス理論を応用し空間的なネットワークをダイアグラム化する、建築物が周囲に与える風についてシミュレートするなどして広場計画を評価?検討した経緯を発表しました。
- 会場の様子
- パネル展示された各大学の提案
- 南研究室の展示パネル
- 南研究室の展示パネル