2022年08月01日
南泰裕教授の共同研究が2022年度大成学術財団研究助成に継続採択
建築学系の南泰裕教授が共同研究者として参加している研究「新型コロナ対策としての換気シミュレーションによる、室内気流の可視化及び性能評価基準の提案」が、昨年に引き続き2022年度の大成学術財団の研究助成に継続採択されました。
本研究は、南教授と芝浦工業大学の西村直也教授、オールド?コーベ?カフェの石原慎一氏の3名による共同研究で、2020年に神戸商工会議所の委託を受け、本学南研究室および芝浦工業大学西村研究室の学生たちも参加した実地調査をもとに始まったものです。
研究では、神戸および東京のさまざまな建築施設を中心に、室内空間の実測調査とモデリングを経て、気流や温度?湿度、CO2濃度などを詳細に計測し、それらの挙動をCFDシミュレーション解析により分析し、適切な換気計画を踏まえたより良い空間の評価および提案を行なっています。今年はこれまでの調査研究成果をさらに発展させた上で、新型コロナウィルス感染症対策のための室内空間の換気シミュレーション解析を共同で進めています。
本研究は、今後1年間にわたって継続される予定です。