2019年11月19日
建築学系南研究室制作の模型が東京ジャーミイに展示されました
建築学系の南泰裕研究室は、代々木上原にある日本最大のイスラム教のモスク「東京ジャーミイ」(渋谷区大町)から依頼を受け、以前その地に建っていた東京回教学校の模型を制作しました。
制作は8月中旬からスタートし、千葉工業大学の藤木竜也研究室(創造工学部建築学科)と協働して進めました。藤木研究室が東京回教礼拝堂(現東京ジャーミイ)の模型を、南研究室が隣接していた東京回教学校の模型を担当しました。
制作には両研究室あわせて16人が参加し、授業の合間を縫って協力して進められました。今回の制作リーダーを務めた4年の竹野正敏さんは、「既に取り壊されている建物なので、わずかな写真をてがかりに再現しなければならなかった」と図面作成の苦労を語りました。
藤木研究室のリーダー橋本拓弥さん(工学研究科2年)は、「装飾が多い建物なので、どう表現するかに検討を重ねた」と話し、作業工程の多さと細かさを振り返りました。
10月16日には本学模型スタジオで両研究室の作品を合体。微調整を経て、11月16日に東京ジャーミイに運び入れました。
この模型は東京ジャーミイで常設展示される予定です。
- パーツをカットする様子
- 屋根材パーツをひとつひとつ接着する様子
- 本学模型スタジオで作業する藤木研究室の橋本さん
- 制作途中の模型
- 搬入後に微調整する様子
- 展示された模型とともに記念撮影する竹野さん(左)と橋本さん