本学は現在、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が行う指導者養成講習会を令和7年度に開講する予定で諸手続きを進めています。同講習会を開講する大学は全国でも限られることから、豊富な人的資源と施設を有する本学ならではの取り組みといえます。
受講対象は本学21世紀アジア学部に在籍する学生とし、8日間のプログラムを経て、サッカーの基礎レベルの指導ができる「JFA公認C級指導者ライセンス」の取得が可能となります。競技経験の有無は一切問われず、誰でも受講できます。
受講料は1万円程度を予定しており、通常の1/5程度。講師は、JFA公認A級もしくはB級の資格をもつ本学サッカー部の現役コーチや卒業生で、講義と実技、指導実践などにあたります。本学の人材と施設の活用により、受講者は非常に少ない費用負担で受講することができます。
ライセンスの種類は、プロ選手を指導できるS級から子どもへの指導を中心とするD級まで5段階あり、C級は子どもから大人までを対象に基礎レベルの指導をすることができます。C級ライセンス取得により、小?中?高のクラブ指導のほか、アジアサッカー連盟加盟45カ国および世界各国のライセンスとの互換性を有することから、海外で指導することも可能です。
令和8年度以降は、対象を全学部の学生に広げる予定で、スポーツ活動を通したリーダーとなる人材育成と社会貢献にかなう取り組みの一つとして、また、学校部活動の地域移行などサッカーのみならずスポーツ環境を取り巻く課題解決への取り組みとして、さらには生涯にわたり健康で豊かな生活を送ることのできる社会の実現に寄与するものです。
講習会の担当者は「指導者の視点を学ぶことで、オープンマインドの理解が促される。価値共創社会の一員としてキャリアの選択肢を広げる機会ともなる」と話し、「サッカーの競技経験は問われないので、ぜひ受講してライセンスを取得してほしい」と呼びかけています。
受講に関する手続きは今後、学生用ポータルサイトやホームページで周知する予定です。
【本件に関するお問い合わせ】
21世紀アジア学部事務課 電話:042-736-1050