Kokushikan Magazines Feature

人の話をよく聞き一緒に考える警察行政職員になりたい

法学部法律学科4年 佐野 琴奈

国士舘大学に入学して良かったところ

先生や職員が皆さん、とても親切なところです。困りごとがあると、自分の担当外のことでも話を聞いてくださいます。私は法学部の刑事系を専攻していますが、民法の先生や文学部の先生にも名前を憶えていただけて、模擬授業や勉強して行く中でわからないことには丁寧に教えていただいています。伝統ある学校なので、OBOGの先輩方もたくさんいらっしゃって、就職関係の質問をしやすい点は非常に助かります。特に警察関係が多いので実務の本音をたくさん聞くことができて進路決定の参考になりました。
また、ゼミの夏合宿では福島県警、地方検察庁、刑務所の見学に行くこともでき、貴重な良い経験ができたと思っています。

将来どんな人になっていきたいですか?

警察行政職員を志しています。人の話をよく聞き、一緒に考える人になりたいです。
また、社会人を経験して実社会を知ったうえで、伝えたい思いが残っていたら教師に転職できるように、大学では教職課程も履修しています。

部活?サークルではどのような活動をしていますか?

古武藝杖道会に所属し、主将を務めています。杖道は約400年の歴史ある形武道です。大学で未経験から始めましたが、昨年二段に昇段しました。小さな部ですがみんなで協力して運営しています。寒稽古や楓門祭などの学校行事にも参加させていただきました。
昨年は全国大会に二度出場しました。

大学に入って”成長したこと″は何ですか?

苦手なことに挑戦してきたことです。私は人の上に立って引っ張るタイプのリーダーシップが得意ではなかったのですが、部活を通して人をまとめる方法は一つではないとわかりました。最前線で引っ張るのではなく、後ろから押すタイプのまとめ方のほうが自分に合っていると思っています。 また、入学とともに始めた一人暮らしに経験から生活することの大変さを時間、経済、精神の面で痛感しました。離れて暮らすようになってからのほうが家族と仲良くなりました。感謝でいっぱいです。

「好きな言葉」または「座右の銘」を教えてください

「与えられた川で泳げ」です。中高時代にお世話になった先生からいただいた言葉です。目の前にあるものに向き合えないと、この先ずっと逃げ癖が付く、だからまずは今ある状況でできる精いっぱいの努力を続けるとよい、という意味です。今の自分の根底になっています。

あなたの「推し」を教えてください

バレーボールプロリーグのvリーグです。推しのチームは堺ブレイザーズですが今季の注目はウルフドッグス名古屋です。パリオリンピックの予選となるネーションズリーグ(国際大会)も楽しみです。同世代の選手も活躍しているので応援にも熱が入ります。注目選手は女子が井上琴絵さん、男子が関田誠大さんです!

皆さんに“ひとこと″お願いします!

最後まで読んでくださりありがとうございました。大学の4年間はモラトリアムといわれるようにあらゆる意味で自由です。遊ぶことも、学ぶこともできます。後先考えずにやりたいことに挑戦できるのは大学が最後かもしれません。勇気をもって、やってみたいことには果敢に挑戦してみることをお勧めします。この大学には支えてくれる人がいます。一緒に楽しみましょう。

2024年5月取材


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