2018年06月12日
考古?日本史学コースの3年生が研修旅行を行いました
考古?日本文学コースの3年生は、山形県での研修旅行を5月22~24日に実施しました。
初日、まず米沢市を訪れ、上杉神社や上杉博物館を見学しました。その後、上山市に移動し、上山城郷土資料館を見学。館内では同資料館に勤務する、本学卒業生の長南伸治さんに案内していただき、わかりやすく解説してもらいました。学生らは堂々と案内する長南さんを見て、自身の将来像と重ねているようでした。
2日目は、中世の山城?長谷堂城に登りました。ここは、慶長出羽合戦の激戦地で、慶長5年(1600年)に上杉景勝(西軍)と最上義光?伊達政宗(東軍)が戦った場所です。この合戦は「北の関ヶ原」と呼ばれ、今でも語り継がれています。長谷堂城の見学後は、日本海に面する庄内地方へ移動し、北前船で栄えた酒田市や鶴岡市にある到道博物館、戦国武将?加藤清正ゆかりの天澤寺(丸岡城跡)を訪ねました。
最終日は、山形市内を訪れ、霞城公園にある県立博物館、済世館を見学後、最上義光記念館と明治時代から県政の中心となった文翔館を訪れました。
今回の研修旅行で、学生らは交友関係も広がり、ゼミを通しての学習意欲も向上したようでした。
考古?日本史学コースでは、毎年5月に3年次の研修旅行を行っています。歴史の現場を訪れ見学し、古文書などを見ることでその地域の歴史を知ること、また、4年次の卒業論文についての研修を目的としています。
- 上杉神社
- 天澤寺(丸岡城跡)
- 本間美術館
- 済世館