2019年01月12日
初等教育専攻卒業生が在学生?教職員らと交流会
1月12日、世田谷キャンパス34号館3階の各教室で文学部教育学科初等教育専攻(現?初等教育コース)の卒業生と在学生?教職員との交流会が開催され、卒業生13人、学生6人のほか教職員が参加しました。
交流会は、発起人代表の有限会社音画高舎取締役?一居逸夫氏をはじめ、大学や小学校の教育現場で活躍する同専攻の第10期卒業生(昭和57年3月卒業)が企画したもので、本学卒業後37年の今年、それぞれが還暦を迎える年齢となり、母校に恩返ししようと意見がまとまり実現しました。この日は、グループディスカッションや相談会などを通して本学学生との親睦を深めました。
開会あいさつでは、大東文化大学特任准教授の宮﨑潤一氏が「この企画によって母校に貢献でき、後輩たちの役に立てるならうれしい。私たち卒業生を大いに活用してほしい」と呼びかけました。次に本学文学部初等教育コース主任の松田俊哉教授が「このような場を提供いただき、たいへん感謝している。ざっくばらんに質問でき、日頃不安に感じていることも解消できる貴重な機会であり、有意義な時間にしてほしい」とあいさつし、謝意を表しました。
引き続き、卒業生らが「教員を目指すみなさんへ ~あれやこれや~」と題してパネルディスカッションを行いました。登壇したのは、進行役に宮崎氏、パネリストとして一居氏、横浜市立六つ川西小学校校長の小倉睦氏、本庄市立旭小学校教諭の根岸文夫氏、富士見市立みずほ台小学校校長の武藤敦氏の5人。時代と共に変化する価値観やいじめ問題、保護者への対応など教育現場の課題に触れながら意見交換し、エピソードや苦労話なども披露されました。
次に、久留米市立青木小学校校長の目野美紀氏、野々市立富陽小学校校長の池岸晃弘氏、杵築市立八坂小学校教諭の神取宏行氏、白山市立東明小学校教諭の梅木泰洋氏、特別支援教育関係教員の武田孝氏の5人が加わり、2班に分かれて卒業生と在学生とのグループディスカッション、万(よろず)相談会を行い、学生から教育現場の現状や授業のやり方についてなど、さまざまな質問が投げかけられました。参加した学生からは「教育現場の第一線で活躍されている先輩方の貴重なお話を聞くことができ、参加して良かった」「4月から始まる教員生活に向けて励みになった」などの感想が聞かれました。
その後、会場を34号館10階のスカイラウンジに移して卒業生同士の懇親会が開かれ、あらためて旧交を温めていました。
- パネルディスカッションの様子
- パネルディスカッションの様子
- 進行役を務めた宮﨑氏
- あいさつする松田教授
- グループディスカッションの様子
- グループディスカッションの様子
- 幹事役を務めた本学の鈴木輝一職員
- スカイラウンジで記念撮影