2023年07月15日
卒業生紹介(日本文学?文化コース)№12
日本文学?文化コースの学生は、卒業後に一般企業に進む人が最も多く、国語科教員、公務員などさまざまな進路に進みます。今回は一般企業のなかでも、出版社に就職した卒業生を紹介します。
弓削 千鶴子(ゆげ ちづこ)さんは2023年3月に卒業し、株式会社マイクロマガジン社に正社員として就職しました。同社は『転生したらスライムだった件』(GCノベルズ刊)などテレビアニメ化された作品をいくつも手掛けています。そのような出版社に勤めることになった弓削さんに、国士舘大学を受験した理由?入学してからの印象、学生生活、出版社への就職をめざしたきっかけ、そのためにやったこと、就職後にしてみたい仕事などについて質問に答えてもらいました。
国士舘大学を受験した理由?入学してからの印象は?
国士舘大学に雑誌編集サークルがあると知ったからです。残念ながら私が入る前に無くなってしまい、入れなかったのですが、入学後は自分の好きな文学作品を勉強できて非常に楽しく感じました。
日本文学?文化コースを選んだ理由は?
読書が好きで、なかでも昭和の文学作品が好きだったので、大学ではより深く勉強してさらに本を楽しく読みたいと思ったからです。
大学の行事で一番印象的だったものは?
1年生での学外研修で見た歌舞伎が印象に残っています。人生で初めて見たので、新鮮でした。また、演劇部に所属していたので、文化祭公演はとても楽しかったです。
ゼミ活動の思い出は?
松崎准教授の国語科教育ゼミに所属していました。自分の好きなテーマで卒業論文が書けたのは楽しかったですし、他のゼミ生の卒業論文の内容を聞くことで視野が広がりました。
就職先を選んだ時期?きっかけは?
就職先を選んだ時期は4年生の6月下旬です。もともと読書が好きで、高校生の頃から書籍の編集者になることを目標にしていましたが、転職サイトで自分の好きな作品を出している出版社が編集者募集をしていることを知ったのがきっかけです。
就職活動の対策は?
大学のキャリア形成支援センターでES(エントリーシート)の添削をしてもらいました。また、応募する出版社が出している本を読みました。ほかには、参考書でSPI対策もしました。
就職後にしてみたい仕事内容は?
自分の担当作品を人気作にすることが目標です。
以上、弓削さんには、たくさんの質問に答えてもらい本当に感謝しています。なお、出版社に勤めた卒業生は他にもいますが、学生時代からのアルバイト先にそのまま就職したということを聞いています。出版社に勤めてみたいと思う人は参考にしていただければと思います。
文責:日本文学?文化コース 松野 彩