2020年01月23日
第2回日本史?東洋史合同授業を行いました(考古?日本史学コース、東洋史学コース)
12月24日、第2回日本史?東洋史合同授業を世田谷キャンパス34号館34A410教室で行いました。
昨年度の「東東古今 女官対決!」に続く試みで、仁藤智子教授(日本史)?小川快之特任教授(東洋史)のほか、中村威也非常勤講師(東洋史)が加わり、「宮廷音楽から考える東アジアの王朝文化」というテーマで行いました。
参加したのは2年生から4年生で、宮廷音楽のあり方を検証する作業を通じて、東アジアの各王朝の王朝文化?支配の特徴について考え、意見交換を行いました。
参加した学生からは、「芸能が貴族や王朝の娯楽から生まれたものではなく、政治的役割のひとつであったことにとても驚いた」「実は中国の伝統楽器だと思われていたものが西域由来であったり、日本と中国では楽器の役割に違いがあるなど、日本と中国は古くから関わりがあるもののいろいろと違いがあることを学べてたいへん勉強になった」「中国の文化が日本に伝わる過程で文化が変容しているのが面白い」などの感想が出されました。
- 講義を行う仁藤教授
- 小川特任教授
- 中村非常勤講師