2020年08月03日
卒業生紹介(日本文学?文化コース)№2
オープンキャンパスに来られた方からのよくある質問に、「日本文学?文化コースを卒業した後の進路はどうなっているの?」というものがあります。一般企業や公務員といった職業を選ぶ人も多いのですが、日本文学?文化コースでは、国語科教員の養成に力を入れています。今回は、卒業後に中学校の教員をしている卒業生を紹介します。
平野 裕奈(ひらの ゆうな)さんは2020年3月に卒業し、4月に神奈川県座間市内の中学校に国語科の教員として着任しました。
「国語の免許がとりたい!」という理由で日本文学?文化コースを選んだという平野さんは、明るい笑顔の努力家で、友達が先に帰ってしまった後も、一人で一生懸命に課題に取り組んでいる姿が印象的な学生でした。そんな平野さんに、教師をめざしたきっかけや、教員採用試験に受かるまでのこと、学生生活について、質問に答えてもらえてもらいました。
教師をめざしたきっかけは?
中学生の時の恩師に出会ったことがめざしたきっかけです。熱心に指導してくれる先生で、私も子供と全力で向き合う教師になりたいと思ったからです。
教員採用試験に向けてしたことは?
冬に外部の講座には参加して本当によかったと思い感謝しています。勉強のスイッチが入り、勉強のビジョンが立ったからです。
教職支援室も利用しました。指導員の先生に不安なことを聞いてもらったり、小論文を添削していただいたり、私には心の拠り所のような場所でした。
大学の行事で印象的だったものは?
日本文学?文化コースの行事の歌舞伎鑑賞は、学年が上がるにつれて面白さを感じられるようになり、内容を理解出来るようになったので面白かったですし、なかなか国立劇場で歌舞伎を見る機会を自分では作らなかったと思うので、ありがたい時間でした。
ゼミ活動での思い出は?
ゼミ(日本語ゼミ 担当:中村 一夫 教授)の時間が始まって最初の10分位は雑談が大体あるのですが、私はその時間がとても楽しくて好きな時間でした。ゼミ旅行で日光に行ったことも良い思い出です。
以上、平野さんには、たくさん答えてもらい本当に感謝しています。受験生のみなさん、在学生の皆さんには、卒業生の経験として、参考にしていただければと思います。
文責:日本文学?文化コース 准教授 松野 彩
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