経済学科は、2022年4月入学生から新カリキュラムを適用します。
新カリキュラムの特長
学ぶ内容と将来の進路との関係がはっきりとわかるようなコース制を設置しています。
経済専門人材育成コース
経済学の理論や分析手法をベースに、社会を取り巻く経済現象を解明し、コンサルタントなどの課題解決に資する高度専門職、教員、研究者などを目指すコース。
大学院への進学を視野に入れている学生には、大学院との連携により、学部在籍中に大学院修士課程の科目の履修を可能にする制度があります。なお、大学院にて実証系の研究を目指す場合には、「データ分析人材育成コース」の科目も併せて学んでおくことをお奨めします。
税務?会計専門人材育成コース
社会や経済の重要な構成要素である企業の活動について、税務や会計、監査の立場から支える専門職業人の育成を目指すコース。
特に税理士の資格取得を目指す学生は、大学院修士課程を修了して試験科目の一部免除を受けた方が有利です。大学院との連携により、学部在籍中に大学院修士課程の科目の履修を可能にする制度がありますので、大学院での学習と資格試験対策を効率よく進めることが出来ます。
専門企業人育成コース
社会や経済、企業が直面している課題の解決など、企業の第一線で活躍できる企業人の育成を目指すコース。
経済学科で開講されている専門科目群の中でも、とりわけ実践的な科目で構成されており、一般企業への就職を念頭に置いている学生向けのコースです。なお、より分析的なスキルを身につけておきたいという希望がある場合には、「データ分析人材育成コース」の科目も併せて学んでおくことをお奨めします。
国際企業人育成コース
国際的な事業展開を行う企業の最前線で活躍できる、グローバルな視点を持った特色ある国際企業人の育成を目指すコース。
経済学科で開講されている専門科目群の中でも、とりわけ国際的な視野で学べる科目で構成されており、多国籍企業等への就職を念頭に置いている学生向けのコースです。なお、より分析的なスキルを身につけておきたいという希望がある場合には、「データ分析人材育成コース」の科目も併せて学んでおくことをお奨めします。
公共人材育成コース
地域社会の持続的発展や安心?安全を支える公共人材(地方公務員、警察官、消防官などの専門職業人)の育成を目指すコース。
経済学科で開講されている専門科目群の中でも、とりわけ公共人材に関係の深い科目で構成されており、公共人材となることを目指す学生向けのコースです。なお、他学科履修により、政治行政学科の関係する科目についても学んでおくことをお奨めします。
データ分析人材育成コース
経済数学や統計学、計量経済学の知識をベースとして、データに基づいた分析により、企業や国、地方自治体などにおいて課題解決に取り組む専門的人材の育成を目指すコース。
自らが希望する進路にあわせて、別の5コース(経済専門人材育成コース、税務?会計専門人材育成コース、専門企業人育成コース、国際企業人育成コース、公共人材育成コース)の科目とあわせて学ぶことをお奨めします。
1年次から4年次までゼミナールを必修化し、学生一人ひとりにきめ細やかな指導を行います。
学生一人ひとりに手の届く教育の実施を目指し、1年次から4年次までの各学年に小クラスのゼミナールを設置しています。具体的には、1年次に「初年次ゼミナール」、2年次に「基礎ゼミナール」、3年次に「専門ゼミナールⅠ」、4年次に「専門ゼミナールⅡ?卒業論文」を設置し、少人数のゼミナールの中で、4年間を通して高度な専門知識と総合的能力を身につけてもらいます。
よりわかりやすい経済学入門科目や、データ分析の実践的な科目など、新たに魅力的な科目を開設しています。
経済学を初めて学ぶ皆さんのために入門科目の内容を見直し、周辺知識から分かりやすく教えます。1年次に経済学の基礎を身につけ、2年次以降の応用科目へのステップアップが無理なくできるようにしています。
また、文系理系を問わず、データ分析能力を身につけることが求められている中で、経済データを用いて分析する実践的な科目など、新たな科目を開設しています。
- オープンキャンパス配布資料 経済学科新カリキュラム紹介(3.93MB)